ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■たそがれのカジノビジネス
巨大「IRカジノ」は日本経済の足かせに(共同通信)
新型コロナで大打撃のカジノビジネス。米国のカジノ王たちも日本進出から撤退しはじめた。安倍政権の看板政策だったが、数年遅れは確実。そもそも実現が危ぶまれる状況ができつつある。
■商社につぶされるコンビニ
伊藤忠がファミマをTOB、止まらぬ「店舗崩壊」に不安の声(ダイヤモンドオンライン) ファミマの惨状は雇われ「プロ経営者」と伊藤忠のファミマを食い物にする押し付け販売にある。系列化が薄いセブンですら三井物産が食い込んでいる。
■米中、新しい安全保障ルールはできるのか
INF条約が失効した今、対中国ミサイルを日本に配備したい米国の思惑(朝日新聞globe) 対中ミサイルの日本配備を求める米国。米中新冷戦は軍事面こそその本質があるのだろう。
■独フィンテックの旗手はITだった
「欧州版GAFA」野望ついえる 独フィンテック旗手が破綻(時事)
今年6月に破綻したドイツの決済大手ワイヤーカードは、メルケル政権が、将来の欧州版GAFAと希望を託していたとする記事。目立った独自技術もなかったというから、底の浅い企業に期待をかけたものだ。
安倍看板政策のカジノ、風前の灯 |
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【編集長のイチオシ】カジノ/TOBファミマの惨状/米中軍事/独IT
Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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