ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップした)記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)
■イラン制裁復活、トランプは世界12位の自動車生産国をつぶす (Newsweek)
トランプのイラン制裁は本気のようだが、果たして米国にとってもよい外交といえるのかどうか。イランの反発は国内では欧米協調派のロウハニ大統領に向かっているという。イラン内の強硬派の発言力が強まることはそれだけ軍事的な緊張を強めるのではないか。戦前の日本と同じような国を追い込んでいるのではないか気になる。
■純度99.99%の水素 抽出技術を新開発 オーストラリア (NHK)
世の中は電気自動車への流れが加速しているが、案外水素自動車もいいのでないかと思わせるような技術革新。一読の価値はあるのではないか。電気自動車に関してはアングル:電気自動車は大商機、動くサプライヤー各社(ロイター)が動きをよくとらえている。
■「官邸官僚」が出した紙に驚く各省 首相も了承なのか… (朝日)
安倍官邸の本質がのぞく朝日新聞の企画記事。組織は結局は人事である。イエスマンや忖度ばかりになれば、大きな過ちを犯しかねないのもまた歴史が示している。安倍総裁の3選を考えるうえでも好記事だ。
今週の3本 イランを追い込むトランプの愚 |
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【編集長のイチオシ】イラン/水素抽出/官邸官僚
ロウハニ・イラン大統領=Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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