ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップした)記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)
■VWがルワンダに新工場、その狙いはクルマを「売る」ためではない (Wired)
ワーゲンが平均年収が160万円のルワンダに自動車工場を作るのは、ライドシェアで車を普及させようとしているからだという。自家用車では普及は難しくても、シェアなら車の普及も可能だろう。あたらしいビジネスモデルとして気になる動きだ。
■ウォルマートの日本撤退から東京一極集中を批判する (ITメディア)
すばらく前は外資小売りが日本を占領する勢いだったが、ウォールマートの撤退で、外資はほぼ全滅した。それは鮮魚の品ぞろえで外資にはノウハウがなかったかららしい。東京一極集中の部分はよけいな気もするが、一読の価値あり。
■甲子園にAI記者、1秒で記事に データ8万件、金足農の結末どう表現(Withnews)
甲子園の試合のAIが書い戦評と記者が書いた戦評を比較している。正直、それほどの違いはない。単なる試合が何対何というような簡単な記事でなく書けるのだから。ここまではきたという実感を持つにはとても有効な記事だろう。
■やんばるの森、世界自然遺産「登録延期」の背景/ 米軍基地の存在から目をそらして自然保護を考えることはできない (ハフポスト)
米軍基地を排除したために自然遺産に選ばれなかった。当確といわれていたが、結果を聞いてい見ると自然とは何かをきちんとみている国際自然保護連合(IUCN)の判断は妥当。基地の罪の深さが身に沁みる案件だ。
今週の4本 ワーゲンがカーシェアでルワンダ進出 |
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【編集長のイチオシ】カーシェア/ウォールマート/AI記者/自然遺産
Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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