ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■逃亡後のゴーンが明かした日本への「復讐計画」 (東洋経済)
ゴーン出国は日本では終わった人の逃亡劇にしか見えなかったが、世界はこれから始まる日本の司法に対する攻撃を楽しむ気配が濃厚だ。映画作りの話もでている。ゴーン被告が日本の検察にとって最大の敵になった。
■プロセッサ供給不足で謝罪したインテルの異常事態(JBPRESS)
インテルが昨年5月にいったんは再出荷にめどがついたとしていた10ナノメートルのプロセッサの出荷が難しいと昨年11月に公表した。筆者の湯之上氏によるとこのプロセッサは半導体需要のボトルネックになっていた商品で、今年も半導体不況が続いてしまうという。世界景気の底入れは難しいのだろうか。
■なぜいまフランス人経済学者がアメリカで人気を集ためるのか (クーリエ)
ピケティに限らずフランス人経済学者がモテモテ。新自由主義を推進したシカゴ学派の不人気とその表裏の関係にある、サンダーズ現象にみられる米国の左翼の勃興に原因を求め ている。確かに米国型資本主義に限界がきて、もともと米国とは文化と経済制度の両方で距離があったフランスが浮上しているのだろう。
■日本人の「自尊感情」は30年下がり続けている…数字で見る驚きの事実 (現代ビジネス)
日本人の自尊感情が30年にわたって低下しているというのは、意外ではないがやはり衝撃的だ。自尊感情の低下は人間関係の悪化を反映している可能性が高いという。社会がゆっくりと壊れていることを示すのだろう。
ゴーンは日本司法の最大の敵になった |
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【編集長のイチオシ】ゴーン/半導体不況は続く/仏経済学者の人気/30年低下しっぱなしの自尊感情
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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