ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■韓国系ファミリーオフィス「アルケゴス」の巨額投げ売り、ウォール街を揺るがす(ハンギョレ)
ウォール街を揺るがしたアルケゴスの破綻。率いていたのは韓国人で、この記事でファミリービジネスとすることで規制をかいくぐったのがよくわかった。ほかに状況がこじれた原因は「クレディSが目指したアルケゴス混乱回避策、各行の合意なく事態悪化(Bloomberg)」に詳しい。
■米「習近平の排除を」 匿名の元高官論文の波紋(日経電子版)
元米政府高官による対中戦略の匿名論文が話題になっている。中国共産党内には、習近平の政策への不満が大きいので、習を排除する対中戦略が効果的で、「中国共産党をむやみに攻撃するのは、党を結束させることになり、致命的な誤り」と指摘している。
■聖火リレー 私が五輪スポンサーの「お祭り騒ぎ」動画をTwitterから削除した理由(東京新聞)
五輪の報道規制はこんなにひどいのか。商業五輪はごめんだなという感情が沸きあがる。
■政府も身構える「テンセント・リスク」 楽天への出資案が飛び火(日経ビジネス)
米中対立の影響がここにも。米国が警戒感を表明しているらしく、テンセントからの出資は延期にとどまらず立ち消えの可能性も。
アルケゴス事件は巧妙に規制の穴ついた |
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【編集長のイチオシ】ファン氏/習排除/五輪の報道規制/テンセント・リスク
アルケゴス本社が入っていると思われる建物=Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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