ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■ウイルス追跡アプリはダウンロードされず失敗する
コロナ接触追跡「アベノアプリ」が始まる前から失敗間違いなしの理由(ダイヤモンド)
優れたアプリなのに使われないと行動経済学者の依田京大教授は語る。オプトインという使用者が進んでダウンロードしなければならんない方式にしてしまったのが広がらないわけ。個人情報ではないので自主性にすべきではなかったという。プライバシーか感染症予防か、個人情報の保護が緩い中国がITで覇権を握るとされる、いま世界中で起こっている議論がここでも。
■イージス・アショア、そもそもの迎撃精度に疑問があった
「ミサイル防衛」コンセプトにつきまとう根本的疑念(Wedge) 当たらない防衛網。無駄と判断したのは英断だが、どうしてここまで引きづったのか、検証が必要。安倍さんは辞める前にトランプが嫌がることをいくつか実行してつもりなのだろうか。
■規制緩和をビジネスにした竹中平蔵氏
持続化給付金だけじゃない、日本の至る所にちらつく「竹中平蔵氏の影」(現代ビジネス) 今回のパソナは電通に比べれば少額で罪は浅いようにもみえるが、とにかく何かあると竹中さんの名前がでてくる。お金が好きな方だというのは政府に係わり始めてからも節税に熱心だったことに現れている。三つ子の魂・・・
■2019年ノーベル経済学賞のエステル・デュフロ女史が語るコロナからの復興と貧困
「コロナ後の恐慌を避けるには人々の収入を守るべき」(クーリエ) コロナが社会常識を変える面もあるが、それ以上にコロナがきっかけの大不況がもたらす社会変動が大きいのではないか。政府が収入保障することが重要なのに、日本は経済政策で失敗しているようにみえる。
感染症追跡「アベノアプリ」は失敗する |
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【編集長のイチオシ】個人情報保護の行き過ぎ/陸上イージス/竹中平蔵/コロナ後の貧困
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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