ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■日本医師会「早く緊急事態宣言を」の深刻事態 (東洋経済)
医師会が「早く緊急事態宣言を出して」と記者会見した。この記事は、いまのペースなら医療崩壊しかねないという危機感からだと解説している。イタリアや米国と比べ日本は感染者数が抑えられているので相対的には安全に見えるが、その実、収容する病院があっというまになくなる瀬戸際にある。
■焦点:新型コロナの局面変えるか、抗体検査に希望の光 (ロイター)
都市封鎖中の欧米では、抗体検査に期待をかける。過去に新型コロナに感染し、免疫を持っている人を浮かび上がらせ、仕事に復帰させるためだ。働ける人をみつければ、全面封鎖をしなくて済む。封鎖すれば、経済が縮小するというジレンマからの救世主になるかもしれない。抗体検査は、経済対策面でも、感染率を確認する面でも、PCR検査より重要かもしれない。
■中野剛志さんに「MMTっておかしくないですか?」と聞いてみた (ダイヤモンドオンライン)
話題になり始めたころからMMT(現代金融理論)はおかしくないと言い続けてきた中野剛志氏に改めて語ってもらっている。新型コロナで財政が急拡大するのは必至の状況のなかで、改めて頭を整理しておくには格好だ。
■ソフトバンク孫氏、スプリント決着も揺らぐファンド(日経)
新型コロナに隠れてしまった感があるが、日本経済最大の問題のひとつは、ソフトバンクGに展望が見えないことにある。記事はしっかりアリババ株の含みがあることを強調し、ソフトバンクの代弁もしていて日経らしいが、ポイントをまとめており、復習にはピッタリだ。
新型コロナ感染、医療崩壊寸前 |
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日本医師会HP
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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