ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■「水素」「EV」で急速に国策が動き出したワケ(東洋経済)
政府は、「2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロ」宣言したが、絵空事ではないという。火力発電最大手のJERAが、CO2を排出させない「アンモニア火力発電」利用のロードマップを打ち出しているからだ。
■アングル:バイデン氏公約実現に立ちはだかる「マコネル氏の壁」(ロイター)
ジョージア州の2議席しだいだが、連邦上院は共和党が握る可能性がやはり高い。上院共和党総務のマコネル氏がバイデン政権の行方を左右する。バイデン氏とは議員仲間として長い付き合い。この記事にはないが、超党派で協調したことも過去にはある。しかし共和党を背負っている以上は、協調はないだろう。
■新型コロナ 国の感染者データ集約システム 入力が現場の負担に(NHK)
データ把握システムが現場の負担が大きすぎて未入力になっている実態を報じている。打ち込み内容が煩雑すぎるのだろう。デジタル化すればなんでもいいわけではない失敗の典型例。
■コロナで経済悪化が急激、倒産多発に転じる
東京商工リサーチの2020年を振り返って
コロナで悪化した経済状況をつぶさに。まさに振り返りの内容だが、その延長には来年が見える。
政府が温暖化防止に突如転じたわけ |
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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