ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■「ウイルスは米軍のせい」「主席に感謝せよ」習近平の「焦燥」 (フォーサイト) 習近平体制の情報操作のバカバカしさがコロナでもあちこちででているという話。米中の対立は、両首脳が子供すぎて、覇権国の戦いとは思えない低レベルになっている。武漢での新規感染者減少は操作されているとの告発も相次いでいる。
■自律走行車から電気自動車へ、変わる米自動車産業の投資先 (Wired)
要するに自動運転の開発にカネがつかなくなったという記事。なかなかものにならないことにベンチャーキャピタルがしびれをきらしているわけで、業界界隈にただよう停滞感を反映している。ただ、どでかいところで開発を止めたという話はあまりない。グーグルなどは完成に近づきつつありとの説もあり、いまからでは追いつけない面もあるのだろう。また、独り占めしにくい技術でもあるらしい。
■映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと (クーリエ)
仏経済学者ピケティのあの分厚い『資本』(邦題、21世紀の資本)が映画になって日本でも封切られた。3月10日には新著の『資本とイデオロギー』(フランスで昨秋刊行)の英語版が刊行された。そのタイミングでのピケティの発言をまとめたもの。新著は中国では検閲があり、出版されないと話している。
■そうだ、任天堂・宮本茂さんに聞いてみよう──ビデオゲームのこの40年、マリオと任天堂の“らしさ”と今後【インタビュー】(ファミ通.com)
任天堂そのものともいえる宮本さんへのロングインタビュー。ゲーム史のおさらいができると同時に自分はクリエイターでなくてエディターとか、任天堂はタレント事務所とか、宮本さんらしい哲学っぽさがにじんでいる。
コロナで素っ頓狂な反応続ける習近平体制 |
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【編集長のイチオシ】習の武漢入り/自動運転のたそがれ/ピケティ/任天堂の哲学者
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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