ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■「若者の給料」と同様に、30年間伸びていない「若者男子の低身長」問題(Yahoo)
戦後一貫して伸びてきた若者男子の身長がバブル崩壊の頃より170センチ程度で止まってしまった。18-19歳の平均身長の方が40歳台より低いという。身長に「国力」が現れているように感じてしまう。
■三菱商事も困惑? 「風力発電業界」は国家窮乏策を望むのか(WEDGE)
この記事にもあるように洋上風力は中国企業間の競争激化で急激な価格低下が起こった。三菱商事は中国企業にそん色ない価格破壊を示した。「なぜ三菱商事は一人勝ちできたのか…」(プレジデント)ではGEとAmazonがグループに参加していることなどを低価格化の理由に挙げるが、GEにそこまでの力があるのだろうか。設備に耐久力がなければ、追加資金が必要になる。中国の新興企業の台頭はほんの数年のこと。京大特任教授の山家氏の論考は入札結果の見直しにまで言及し三菱商事Gに疑問を呈しているが、この論考は価格破壊を嫌う旧勢力の政治的な巻き返しとみる見方もある。誰が正しいのか。本当にわかるのは数年後になるのだろうか。
■急速に広がる「オミクロン株」の次には、どんな変異が起きるのか(Wired)
オミクロン株の変異種BA2に触れながら、オミクロンによるパンデミックの終焉論への楽観を戒めている。オミクロンがデルタからの派生でないことから、まったく新しいコロナ株の出現もありえるとみているようだ。
■サプライチェーンの混乱は年末まで続くのか
ロイターの「焦点:世界の供給網に薄明かり、コロナ前への回帰は期待薄」は様々な事例を挙げ、サプライチェーンなどコロナに伴う混乱の長期化を示している。
まったく伸びない若者身長、40歳台より低い |
あとで読む |
【編集長のイチオシ】若者の身長/三菱商事の風力価格破壊/変異株/サプライチェーンの混乱
![]() |
土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
|
![]() |
土屋 直也(ニュースソクラ編集長) の 最新の記事(全て見る)
|