ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックすると記事に飛びます
■NHKは日本郵政の「圧力」になぜ屈したか、ウラに隠された事情(現代ビジネス)
NHKがインターネット同時配信を可能にする放送法の成立を目指していた時期で、総務省にはすごく遠慮していたという。NHK執行部の政官への弱さは今に始まったことではないが、NHKの将来はメディアの将来や政治を左右するだけに、改めて気になる事件だ。総務省出身の郵政副社長が「NHKは暴力団のようなもの」と開き直りに似た発言をしたのには驚かされた。
■国内初の治療用アプリは「医療費高騰」への切り札になるか (ダイヤモンド)
医療費との関係より、治療用のアプリが薬に代わるものとして実用化されていることに驚いた。習慣性の病気や治療法が増えているのだから当然なのだが。医療現場の激変を予感させるニュースだろう。
■プレイステーションの定額制ゲーム配信が半額に。グーグル参入前に、ソニーが先手を打った真意(Wired)
スマホの登場でゲームの質が変わったのは数年前のこと。単純化される傾向がでていたので、いずれ専用機への回帰が起こるのではと思っていたが、むしろスマホの操作性や画面の大きさに軍配があがるのか。スマホを舞台に定額制(サブスクリプション)という新しいステージに戦場が移行しようとしている。
■【記者コラム】ありのままに伝える──「移民集団」の写真で最高賞受賞のカメラマン(AFP)
米国国境に殺到する難民移民の実態が垣間見える写真ばかり。マフィアのはびこる中米諸国から命からがら逃げてきている実態から目を背けてはならない。中東難民もそうだが、せき止めるだけでなく、帰国できるような国際環境を取り戻すことが大切なのだろう。
「言論の自由」より「放送法改正」を優先したNHK |
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【編集長のイチオシ】NHK/治療用アプリ/ゲームの定額制/米国国境
公開日:
(ビジネス)
NHK放送協会=㏄byKakidai
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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