ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■トヨタ社長の父・章一郎氏がノーベル賞吉野氏に明かした「自動車危機の正体」(ダイヤモンドオンライン)
最高益を発表したトヨタが、CASE(コネクテッド、自動運転、シェア、EV)の行方に悩み苦しんでいる。どんな車がシェアを握るのか、見通せなくなっているから、研究開発の負担もその方向もまだ見えない。そんな悩みをノーベル賞が決まる前のリチウム電池を開発した吉野氏に打ち明けたという。新味があるわけではないが、自動車業界の悩みがよくわかる記事だ。
■進む建設革命、6─8割の省人効果も 4次元CGや無人ロボット(ロイター)
好況続く建設業界でICT工法の導入が進み生産性を高めている。鉄鋼の溶接、資材運搬、天井のビス打ちなどにロボットが使われ、場所によっては75~80%の省人効果を発揮した。無人化できる余地は広大で、採算を大きく改善させると期待されている。未来が見える。
■【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点(1) (クーリエ・ジャパン)
ピケティが「資本とイデオロギー」という1232頁もの大著をフランスで出した。日本語になるには時間がかかりそうだが、またブームになるの間違いなさそう。インタビューに応じているので、内容を垣間見れる。
■マティス国防長官のスピーチライター衝撃の暴露本 (JBPRESS)
トランプ外交の失敗をマティス前国防長官のスピーチライターで側近として仕えた元軍人が暴露している。前長官も出版を勧めなかったというほどの衝撃本。トランプの会議でのイライラ、支離滅裂ぶりなどにも及んでいる。トランプとは何者かをとらえるうえで必読書になるだろう。
最高益のトヨタが将来不安、車の覇権はどこに |
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【編集長のイチオシ】CASE/未来の建設業/ピケティが新著/トランプ暴露本
公開日:
(ビジネス)
豊田章一郎氏=PD
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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