ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■フィンランド、NATO加盟申請の方針を発表 ロシアのウクライナ侵攻受け(BBC)
BBCらしい解説も含めた重厚な記事。バルト3国からはロシアがバルト侵攻の準備に入っているとの情報が流れている。ポーランド横のロシア飛び地カリーニングラードに核配備の可能性もあるという。
■マスク氏が全幅の信頼、「無口な右腕」が支える表と裏の仕事(Bloomberg)
奇想天外な発想と行動のマスク氏にはこういう冷静で緻密そうな右腕がいたんだなと納得。敵のスキャンダルを探すような「汚れ仕事」も引き受けているというが、マスク氏とともに移ったテキサスオースティンには日本円で200億円の豪邸を構えるという。
■なぜ吉野家は「炎上3連チャン」をやらかしたのか わずか1カ月半の間に(ITmedia)
常務の「生娘をシャブ漬け戦略」発言など、炎上が相次ぐ吉野家。炎上に共通するのは、直接の利益を生まないコストセンターの人たちの「雑」な仕事ぶり。その背景には、グループ全体で70億円のコスト削減を可能にした効率化があるという。
■オミクロン株の新系統BA.4とBA.5で感染者が再び急増、南ア(ナショナル ジオグラフィック)
それまでのコロナウイルスより感染力が強いオミクロンBA2をさらに上回る感染力のBA4、BA5が南アを席けんしている。いずれ南ア外でも広がるのは避けられない。ワクチンも感染防止にはよわいらしいが、重症化の予防にはなるらしい。ナショジオらしい科学的な記事だ。
フィンランド、ついに中立捨てNATOに、ロシアは飛び地に核配備か |
あとで読む |
【編集長のイチオシ】NATO/マスクの右腕/吉野家/オミクロン新株
フィンランド(右)、スウェーデンの首相=Reuters
![]() |
土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
|
![]() |
土屋 直也(ニュースソクラ編集長) の 最新の記事(全て見る)
|