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「生産量を10年で倍」は達成できるか?

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環境厳しいアフリカで、米を生産 2008年スタートのプロジェクト

公開日: 2017/09/22 (ビジネス)

ウガンダで稲作指導をする坪井達史専門家(写真提供:篠田有史) ウガンダで稲作指導をする坪井達史専門家(写真提供:篠田有史)

山田 優 (農業ジャーナリスト)

 稲といえばアジアの作物。だが、近年はアフリカでも着実にコメ消費が拡大している。

 厳しい環境のサブサハラ・アフリカで2008年、「コメ生産量を10年で倍増しよう」という構想がスタートした。期限となる来年、日の丸プロジェクトは目標を達成する見通しとなった。

 2008年5月に日本で開いた第4回アフリカ開...
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山田 優(農業ジャーナリスト)
農学博士。1955年生まれ。日本農業新聞記者出身で海外農業を担当してきた。著書に『亡国の密約』(共著、新潮社、2016年)、『農業問題の基層とは何か』(共著、ミネルヴァ書房、2014年)、『緊迫アジアの米――相次ぐ輸出規制』(筑波書房、2005年)などがある。
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