ニュースソクラがピックアップした記事のなかから、編集長がスタッフととも改めて読んでおきたい4本を集めました。未来を見通すヒントになれば。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックすると記事に飛びます
■インフレのピークアウト間近の可能性-半導体と輸送、肥料に兆候(bloomberg)
高インフレをもたらしている供給サイドの主要ファクターである半導体価格、コンテナ輸送のスポット運賃、北米の肥料価格の三つがピークを打った。インフレ率が下がり始める転換点がそれほど遠い先ではないと見方がでている。
■「骨太の方針」が〝骨粗鬆症〟になったワケ(Wedge)
岸田政権の経済政策は空っぽとの見方が急速に広がっている。新しさのない「新しい資本主義」と揶揄されている。参院選は圧勝といわれるが、徐々に失望感が強まるかもしれない。
■伊藤忠、三井物産、三菱商事…3大商社の「SAF」争奪戦。“非資源No.1”の伊藤忠がリードしているワケ(ビジネスインサイダー)
化石燃料と比較して二酸化炭素の排出量を大幅に削減できる航空燃料「SAF」。空港の競争力にも関係するというSAF。エネに弱いとされる伊藤忠だが、フィンランドのSAF大手、Nesteをつかんで先行しているという。
■自衛隊最高幹部が語るウクライナ戦争(第1部/下)――ウクライナの戦いから我々は何を学ぶべきか(フォーサイト)
「ロシア陸軍の練度は小学生レベル」なんて発言が飛び出す。陸自と海自の幕僚長を含む4人の自衛隊・外務OBがウクライナ戦争に関して語りつくしている。座談会は5月13日と1ヶ月前だが古くない。
(上)はこちら。
インフレはピークアウト? 半導体、コンテナ運賃、肥料が値下がり |
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【編集長のイチオシ】物価/骨太/航空燃料SAF/自衛官OBが語るウクライナ
半導体=CC BY /Yuri Yu. Samoilov
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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