ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■ロシア軍が使うドローン「オルラン10」のエンジンは日本製 意外にもゼロ戦の技術で開発(新潮)
ウクライナ戦争では両サイドともドローンが多用されている。ロシア軍は開発で出遅れ、攻撃用でなく主に偵察用。カメラはキャノン、エンジンは千葉の斎藤製作所。斎藤製作所の創業者はゼロ戦の中島飛行機出身。
■ロシア製武器の輸入をやめられないインド──「ロシア離れ」には国産化しかない(NewsWeek)
インドがウクライナ侵攻を非難しないのは、武器の調達をロシアに頼っているから。米国がインドへの武器輸出を拡大しなければ、ロシアから離れられないという。
■中国が台湾に侵攻したとき、沖縄で起こりうる「異常な事態」(現代ビジネス)
特定公共施設利用法で台湾有事の際には沖縄や南西諸島の民間空港・港湾を自衛隊や米軍が利用する。民間が米中戦闘に巻き込まれるリスクを半田氏が説く。
■ロシアに対する過去最大級の経済制裁…ドル体制に「ブーメラン」の懸念も(ハンギョレ)
経済制裁は戦争の拡大や次の開戦の抑止が目的だが、経済圏の分断やドルの基軸通貨としての価値を下げる働きも。米国の国際的な影響力は長い目で見るとさらに低下しそうだ。
ロシア製ドローン エンジンもカメラも日本製 |
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【編集長のイチオシ】ドローン/インドとロシア/台湾有事/ドルの地位
ロシアのドローン・オルラン10=ccbyMike1979 Russia
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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