21日の日米欧アジア市場では中国経済への懸念を材料に大幅な下げが相次いだ。ニューヨーク株式市場のダウ30種平均は前日比530㌦の下げで引け、ニューヨーク原油相場(WTI)も1バレルあたり40ドルを割り込んだ。株安を受けた米利上げ観測の後退で、円は対ドルで121円台まで円高が進んだ。
21日の東京株式市場は、中国や米国の株安を嫌気して、日経平均株価が一時500円超下落した。世界同時株安で株式市場から引きあげられた資金の運用先として円が買われ、円高ドル安の動きも進んだ。
同日の上海株は約3%の下落、8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が47.1で、2009年3月以来約6年半ぶりの低水準となったことが響いた。
世界同時株安をめぐる記事をまとめました。
21日NY株 530㌦安 (時事)
21日NY円 121円台 (日経)
21日NY原油一時40ドル割れ (ブルンバーグ)
晩のNY株の読み筋=上値重いか、中国懸念や利上げへの警戒感で神経質な地合い続く
来週の日本株の読み筋=目先底を探る展開か、中国不安根強い
中国株で左右、不安心理後退なら2万円回復=来週の東京株式市場
上海株式市場終値 4%余り下落
日経平均2万円割れ後の「買い手不在」、不安心理増幅
日経平均大引け、597円安 今年2番目の下げ幅、3カ月半ぶり安値
アジア株11時30分、全面安 世界経済の減速懸念で、上海は一時2%安(日経新聞)
上海株 中国経済減速懸念などで下落続く(NHK)
円相場で円高ドル安進む 1カ月ぶり122円台に(産経新聞)
中国の8月製造業PMI速報値は47.1、約6年半ぶりの低水準=財新(ロイター)
株は大幅下落、約1カ月ぶりに2万円割れ:識者はこうみる(ロイター)