10日の中国株式市場は上昇で始まりました。8日の大暴落から、9日には反発し、世界の株式市場も上昇に転じました。しかし、上海市場などで多くの銘柄が取引停止状態のうえ、大株主の売買停止などの中国政府の場当たり的な介入策が流動性の低下を招くとして、長期的な市場の安定には懐疑的な見方が多くなっています。
IMF(国際通貨基金)は9日、2015年の経済見通しを発表しましたが、記者会見したオリビエ・ブランシャール調査局長は、1カ月足らずで約32%下落した上海総合株価指数について、「(中国株式市場の)バブルは崩壊した」との見方を示しました。
中国株式市場をめぐる動きをまとめました。
上海市場 きょうも株価上昇で取り引き(NHK)
「中国株式市場のバブルは崩壊した」IMFが見解 世界経済見通しを下方修正(ハフィントン・ポスト)
コラム:日中株価の連動安、「9月危機」の予告編か(ロイター)
焦点:中国の金融自由化、株価急落で歩み後退(ロイター)
中国株バブル崩壊が世界に与える傷の深さ(ダイヤモンド・オンライン)
市場に強敵を見つけた中国共産党 株式バブルを膨らませた罪は政府にあり、急落食い止めに必死 (JBPress)
中国の株価対策、これからどうなる!?(マイナビニュース)
中国株安、底打ちは近いのか?(BLOGOS)