中国経済の先行きがますます不透明になっている。13日に発表された中国の貿易統計では、9月のドル建ての輸入額は前年同月比20.4%減と、7カ月ぶりに減少幅が2割を超えた。
この統計に嫌気した米株は下落、14日の日経平均も一時400円超下げた。
また、日銀が同日発表した9月の国内企業物価指数(2010年平均=100、速報)も中国の経済不安を背景に、前年同月比3・9%下落の102・2だった。
上海総合指数、6日ぶり反落-物価指標で景気の弱さ浮き彫り (ブルームバーグ)
日経平均大引け、大幅続落 343円安(日経新聞)
東証14時、下げ幅一時400円超 郵政上場控え換金売りも一因(日経新聞)
中国、輸入減少鮮明に 9月20%減 (日経新聞)
米国株、ダウ8日ぶり反落し49ドル安 中国の貿易停滞が重荷に(日経新聞)
企業物価3・9%下落 9月、5年10カ月ぶり(産経新聞)
中国の9月消費者物価1.6%上昇 卸売物価は5.9%下落 (日経新聞)
中国9月CPIは前年比+1.6%、予想下回る PPIは-5.9%(ロイター)