ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■台湾とシンガポールで感染急増 何がまずかったのか(BBC)
優等生の地位におごり油断があったと振り返る人が多い。日本から学べなかったと謙虚な声が聞こえるが、日本より合理性がある対応策に舵をきっているようにみえる。
■高炉存続の危機、50年までに大半が閉鎖も-脱炭素に揺れる鉄鋼業界(ブルームバーグ)
炭酸ガスの排出量が大きい鉄鋼産業は日本に居られなくなるのでないか、温暖化規制の加速がもたらす痛みにも目を。環境が世界を変える原動力であるのは間違いない。IEAは石化エネ開発の停止を打ち出し(IEA、脱炭素で工程表発表 化石燃料開発を停止 (CNN))、G7環境担当相会議で日本政府も石炭火力発電への支援の停止を受け入れた。
■激動の半導体業界
AMDとIntelの第1四半期決算、明暗分かれる両雄(マイナビニュース)
かつての雄インテルの相対的な不振は半導体業界の構造変化を象徴する。半導体不足で自動車工場が操業停止に追い込まれるほど。一方で、半導体先進国とされる韓国は官民挙げての半導体投資戦略を作り上げた。日本も戦略を模索している。記事はこちら「日の丸半導体、TSMC巻き込み描く復活 見劣る支援が壁」(ロイター)
■フェイクニュース請負産業が急膨張、市長選にも浸透する(Yahoo)
フェイクニュース拡散の請負産業が、世界的に急膨張しているという。人口4万人足らずのメキシコの市長選挙に、フェイスブックに、メディアを装った広告業者が対立候補を中傷した。ペルーの大統領選、議会選、地方選挙でも発覚しておりニュースのねつ造が当たり前の時代になってきた。
コロナ優等生の台湾、シンガポールがワクチン敗戦 |
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【編集長のイチオシ】コロナ優等生/高炉なくなる/半導体/フェイク作り請け負い
公開日:
(政治)
Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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