日本の集団的自衛権行使に道を開く安全保障関連法案は16日午後、衆議院本会議で採決が行われ、与党の賛成多数で可決されました。民主党など野党5党は採決前に議場を退出、採決には加わりませんでした。参議院に送付され、今国会で成立する公算が大きくなりました。
衆院特別委で採決が強行された15日、全国で反対集会が開かれ、延べ10万人が参加しました。16日にも国会周辺では反対のシュプレヒコールがあがっています。
国会前のそうした抗議デモに加え、日弁連や憲法学者から批判が噴出しています。
安保法案をめぐる動きをまとめました。
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国会前 夜も抗議の訴えが続く (NHK)
安保法案 大学教授や弁護士らが反対集会 (NHK)
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安保法案 衆院本会議で可決(NHK)
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集団的自衛権を考える(ハフィントンポスト)
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