ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■パンデミックの陰で強まる米中覇権争い(JBPRESS)
自衛隊OB(陸将補)の矢野さんの論考。西太平洋での米中軍事緊張が高まっていることを改めて指摘している。前半では、習主席と李首相の新型コロナへの規制解除に関するスタンスの違いにも触れている。矢野氏は習体制が崩れるのではないかとの見立てを持っている。長期的にみればそうかもしれない。
■話題の遺伝子ワクチンは実現するか? 専門家に聞いた(ナショナルジオグラフィック)
遺伝子配列の解析を使ったDNAワクチンとはどんなものか垣間見れる記事。これがうまくいくと、新型コロナウイルスのワクチンも早期に開発できるかもしれない。もちろん、新型コロナのみならず、人に使えるDNAワクチンはまだひとつもない。
■韓国総選挙終了...どう見るか、何が変わるか5つのポイント(ヤフー)
15日の韓国総選挙で左派が6割180議席を制して圧勝した。文政権は大統領制による独裁権ばかりか、国会も制圧した。2年後の大統領選でも左派の勝利が濃厚になった。文政権が米国や日本とこれまで以上に距離を取る可能性が高く、東アジアの情勢は不安定になるだろう。
■リベラル派ソロスと右派コークが共同出資する「クインシー研究所」(Ronza)
ソロスとコークという異色の組み合わせが、昨年末共同で立ち上げたシンクタンク「クインシー研究所」。「(米国は)退治するべき怪物を探すために海外に出て行くことはない」というスローガンを掲げており、米国が、脱「世界の警察官」の姿勢を加速させる表れではないかと取り沙汰されている。
パンデミックだけでない 米中は軍事でも小競り合い |
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【編集長のイチオシ】米中軍事/遺伝子ワクチン/韓国総選挙/異色のクインシー研とは
Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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