ニュースソクラがピックアップした記事のなかから、編集長がスタッフととも改めて読んでおきたい4本を集めました。未来を見通すヒントになれば。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックすると記事に飛びます
■「安倍氏は(統一教会と)三代にわたって付き合いがあった」(プレジデント) 小沢一郎氏に近い岩手県知事が自民党は統一教会とべったりと発言した。記事も岸・安倍家と統一教会の密着ぶりを示す。60歳以上の方なら大学で統一教会系の原理研が闊歩していた記憶は鮮明で、嫌悪感は強いはず。実際、霊感商法やマインドコントロールにより信者とその家族を破壊してきた。いま、やらずにいつやるのかと岸田政権と警察に問いたい。ソクラではしばらく統一教会を重点テーマととらえ、ジャンルの一項目に加えた。
ほかに「勝共連合」から続く歴史、自民党は今すぐ旧統一教会(家庭連合)と手を切れ(JBpress)
安倍元首相殺害事件が照射する自民党とカルト宗教との親和性(論座)
■「親安倍」「反安倍」の不毛な二極対立は、民主主義を一層劣化させる(論座)
アンチ安倍の急先鋒の郷原弁護士が不毛な対立の回避を説く。素直に耳を傾けたい。
■焦点:ポスト黒田選びの難題、経済環境が左右 安倍氏死去で曲折も(ロイター) 確かに日銀総裁人事の季節に入った。記事は日銀OBの雨宮、中曽の現・前副総裁の甲乙をうまく伝えている。確かに麻生副総裁の発言力はありそう。とすれば2人のうちなら雨宮だが、円安の進行をある程度止められないと雨宮氏はその責任を問われるかもしれない。私は政権の浮揚を狙った意外な人事、たとえば女性総裁などがあるのではないかと思うが、人材難ではある。
■警備畑長い元警視総監が語る安倍警備の問題点(NHK)
緩すぎた奈良の警備、警察OBでもこれだけがっかりしており、罪深い。警備の見直しは必至だが、検証と称して引責が遅れるのはおかしい。
日本は統一教会に侵されている |
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【編集長のイチオシ】統一教会/郷原氏が説く不毛回避/次の日銀総裁/要人警備をどう変える
旧統一教会系大会にトランプ氏とvideo出演した安倍首相(2021年9月)=YOUTUBEから
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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