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ゴーン再逮捕 勾留長期化の”人質司法”は改めるべき

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人権軽視に世界中から厳しい目

公開日: 2018/12/10 (ソサエティ)

CC BY CC BY /elbilforeningen

土谷 英夫 (ジャーナリスト、元日経新聞論説副主幹)

 ルノー会長でもあるカルロス・ゴーン日産自動車前会長を東京地検特捜部が再逮捕し、海外の、日本の刑事司法を見る目が一段と険しくなった。外の批判を待つまでもなく、否認すれば勾留が長引く“人質司法”は、人権軽視、冤罪を生みかねない、などの理由で長く問題視されてきた。見直す機会にすべきだ。

 ニューヨークを舞...
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土谷 英夫(ジャーナリスト、元日経新聞論説副主幹)
1948年和歌山市生まれ。上智大学経済学部卒業。日本経済新聞社で編集委員、論説委員、論説副主幹、コラムニストなどを歴任。
著書に『1971年 市場化とネット化の紀元』(2014年/NTT出版)
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