ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックすると記事に飛びます
■auとソフトバンク「新販売手法」の手痛い代償 (東洋経済)
通信料と携帯端末台の分離政策の穴をつくキャンペーンが総務省から封じられた。かえって「高くつくのでないか」と解説する。騒動の意味を知るには最適だ。策士策におぼれたとの解説が腑に落ちる。
■アマゾンの「最先端会議」で明かされた「宇宙事業」のスゴすぎる野望 (現代ビジネス)
アマゾンが最も力を入れている4分野がMARSだという。マシンラーニング(M)、自動化(A)、ロボティクス(R)、宇宙(S)。宇宙事業の内容がぶっ飛んでいる。宇宙区間の宅配事業やドローン事業を構想し、NASAに「2020年中頃までに月の居住者に備品から食料までのあらゆるものを配送できるサービス」を提案している。
■空母化する「いずも」の訓練実態。日中改善より対立想定した日米安保強化 (ビジネスインサイダー)
着々と自衛隊は米軍との共同化が進んでいる。それは中国と軍事面では対立することを意味すると、改めて指摘した記事。日中関係は米中がこじれてから改善していることの裏返しの話。米中のはざまで日本はどんな立ち位置をとるべきか、考える材料になる。
■小泉進次郎氏 回答がポエム?「何言ってるかわからない」の声 (女性自身)
除染廃棄物の県外への最終処分について問われて、煙に巻いた発言を「ポエム」と揶揄された。汚染水の話にしても、準備不足感がぬぐえない。自民内野党から大臣としての現実の責任をどうこなすのか。強いものにひるまないだけでは評価されない立場に立った。尻尾をつかませない「不明瞭」発言を評価する記事もあったが、あえて「女性自身」を拾った。
携帯2社、「策士が策に溺れた」手痛い顛末 |
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【編集長のイチオシ】携帯/アマゾンの宇宙/日米軍事/進次郎
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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