ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■「後悔していない」-議会乱入のトランプ支持者が語る事件の内幕(bloomberg)
議事堂占拠が周到に準備されたものだったことが明らかになり、米国の分断と暴力をいとわない国家主義者が跋扈している様子が改めて浮き彫りになった。事情はソクラの常連ライター・北丸雄二さんの「はるかに計画的、組織的だった議事堂襲撃 1週間で270人訴追」に詳しい。トランプとの闘争はまだまだ終わっていないが、共和党中枢の支持も失いトランプ氏は追い込まれている。だが、トランプが倒れてもトランプ主義は消えそうにない。
■ゲルシンガー氏がIntel新CEOに指名されたのは、巨艦Intelの新しい舵取りに必要な資質(PC Watch)
追い込まれたインテルがCEO交代で反撃なるか。もともとのCEO候補の復活劇を解説。ほかに「米インテル、次期CEOにかかる重圧と期待感」(ロイター)も。
■新型コロナウイルスの変異種「B.1.1.7」、これまでわかってきたこと(ハーバービジネス)
変異種をなめると大規模感染につながる。記事はゲノム解析による変異種特定を求めているが、日本にその体制があるのか、危うい。わかっていたことなのに後手に回っている。
■アリババ攻撃はほんの序章......習政権の統制強化は危険な賭け(NEWSWEEK)
アリババが独禁法禁止違反で中国政府の標的にされている。しかし、習近平政権の目的は国有企業を強く、大きくすることにあり、標的は民間部門そのもので、当局の追及がアリババで終わる可能性は低いという。トランプに並ぶ国家主義者、習氏の路線は中国経済を壊しかねない。
米議事堂占拠は、偶発ではない トランプ主義は跋扈する |
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【編集長のイチオシ】トランプ/インテル新CEO/変異種/アリババと中国政府
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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