ニュースソクラのキュレーション(ソクラでピックアップした)記事のなかから、編集長の土屋がよりすぐりをピックアップしました。
近い将来論点になりそうな記事に、ちょっと遊びの要素も入れて選びました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)
■ 巨大投資で「半導体自給率」向上を目指す中国 (JBPRESS)
中国が18兆円も注ぎ込んで国策として半導体産業を育成しようとしている実態と、韓国や米国勢などが協力して巨大DRAM工場に動き出したことをレポート。東芝問題リポートで知られた湯之上氏がライターだ。
■ フェイクニュース危機を予言した男、今度は「情報の終焉」を警告 (Buzfeed)
ねつ造ソフトがここまで進化しているのかをフェークニュースに2016年の段階で警鐘を鳴らしたオバディア氏が指摘する。現在進行する事態は原爆開発の「マンハッタン計画」に匹敵するとも。つまり、人類の危機だということだ。うそのまん延が無関心という民主主義の危機を招いているという。
■ 物理学者もお手上げ、カーリングの原理 (Newsweek)
日本女子代表が五輪銅メダル獲得でわいたカーリング、ストーンがカーブする妙に観戦の醍醐味があったと思いますが、その理屈は物理学でも解明されていないのだとか。ちょっとしたウンチクと、よりカーリング通になるために。
■ 「紙vs電子」はWin, Lose or Draw (マガジン航)
紙と電子の違いを論考してきた中野晴行氏の記事7回目。あまりサマライズしてもおもしろくないが後半に、特徴的な会社2社をとりあげているところが粋だ。
今週の4本 半導体自給率の向上めざす中国 |
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【編集長のイチオシ】中国の半導体/ フェークニュースの真髄/カーリングの原理/ 紙対電子
CC BY-SA /Yuri Yu. Samoilov
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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