ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)
■広報戦略でも自民1強、ViViと自民党のコラボ広告は何が問題だったのか。西田亮介氏が懸念する3つのポイント (ハフポスト)
自民党が女性ファッション誌とコラボしている手法をつまびらかに。社会学者の西田氏は「当然」と肯定的だが、電通が仕掛け人であるのは明らかで、カネがある政党がますます支持されるのかと思えてしまう。
■F35墜落の原因は… 防衛省の結論と、それでも残された「謎」 (現代ビジネス)
安倍政権の防衛政策に厳しい半田滋氏が防衛省が規定の事故から4か月以内の報告義務のデッドラインを待たず、2か月で報告、訓練再開したことに、トランプ大統領からの爆買い要請があったからではとにおわせている。記事は事故の経過もよくフォローしている。F-35A墜落事故の捜査を打ち切った謎(JBPRESS)も疑問を投げかけている。
■三菱重工業がボンバルディアCRJ事業を買収する理由とは?これはボーイング対エアバス2強体制の序章に過ぎないのか。(イケてる航空研究所) MRJの開発遅延に身もだえする三菱が同業を買ってしまうというニュースには驚いた。でも、かんがえてみれば当たりま前。その辺が業界事情通らしさが見える説明をしてくれている。イケてる航空研究所はけっこうイケテル。
■「韓国旅行中の日本人女児を暴行、犯人が無罪に」デマが再び拡 散、差別的なコメントも (Buzzfeed)
嫌韓の人々に受けそうなニュースを捏造した青年に会い、話を聞い ている。記事を書いた青年の動機は金銭目的。アクセス増を狙った 。「デマや噂なんてこの世にありふれている。それに踊らされるの は個人の問題ではないでしょうか。噂を流した側の責務ではない」 と他人事のように平然と語る。
安倍自民、電通と組み若者作戦【今週の4本】 |
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【編集長のイチオシ】安倍広報/F35墜落の不可解/MRJ/デマ
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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