ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■フィンランド、34歳女性首相に託されたリベラルを救う使命 (Newsweek)
世界最年少の女性首相が12月10日にフィンランドに誕生した。注目すべきは「大学卒は家族で初めて」というように、貧困のなかからでてきていること。さらには事実上の同性婚の母親に育てられていることだろう。ちなみに首相と連立を組む4党の党首はすべて女性で、閣僚も19人中12人が女性だ。
■東大がついに本気を出した産学連携の中身 (プレジデントオンライン)
五神東大総長が出版した『大学の未来』を再編して記事にしたものという、東大を初めてする大学の窮状と産学連携に賭ける姿はああ、ここまで来ているのかと思う。同時に企業との巨額プロジェクトに走っている姿も。
■「意味のないクソ仕事」をする人ほど給料が高い…この大いなる矛盾 (現代ビジネス)
『BullShitJobs』(=どうでもきていたいい仕事、クソ仕事)という本がヒット。著者へのインタビュー。必要のない仕事の代表格、「役所や管理職に付随する仕事」がケインズの時代より3倍増えている。無駄な仕事に就く人を必要な仕事に振り向けばもっと生産性が伸びるのに、それができない。
■「ソーシャル各社、フェイク闇市場の対策は落第」SNSに通報後も95%は放置 (平氏のコラム「新聞会詩紙学的」)
フェイクがいかに放置されているかがよくわかる。フェイクを見抜くリテラシーを向上させて社会を守るしかないのかなと思う。
世界最年少34歳フィンランド首相は貧困から抜け出たひと |
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サンナ・マリン首相
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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