ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップした)記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)
■習近平体制に“異変”あり 個人崇拝を抑制 北戴河会議で突き上げも (サンケイ)
個人崇拝は急に抑制させたり、中国で気になる「異変」が起こっている。はっきりしているの共産党の江沢民、胡錦涛、朱鎔基、温家宝というそうそうたる長老たちが連名で、政策変更を求める書簡を7月に習に送ったことだ。その経緯はやはりサンケイの矢板明夫氏の記事:「習近平降ろし」がついに始まった 40年前の失脚劇と類似…
に紹介されている。これが大きなうねりになるのか、やり過ごされてしまうのかがポイントだ。
もうひとつ気になるのはこの程度の本当のことでも、サンケイ以外は中国当局への遠慮があって書きづらいという現実をどうみるか。
■鴻海・シャープの米国液晶工場「1兆円投資」は凍結か (ダイヤモンド)
1兆円投資と銘打った鴻海の米ウィスコンシン州の巨大新工場。米国への投資を象徴する目玉プロジェクトとして、起工式にはトランプ大統領が参列した。だが、すでにトラブル続出という。トランプ向けのパフォーマンスだったのか。
■インドでボンカレー、華麗にデビュー!? 大塚食品の挑戦 (ITmedia)
インドで日本のカレーを売るという「奇抜」さに惹かれる。確かにマーケットは大きいし、新しい食材としてうればいいのか。いろいろヒントがあるが、まだ成功はしていないらしい。
■マイクロソフトはなぜスマホ時代の敗者となったのか、元アスキー西和彦が語る (ダイヤモンド)
ビルゲイツとWINDOWSを開発した西和彦氏が自伝をまとめた。そのさわりを語る連載の第一回。ネットの変遷を振り返るには格好の記事だろう。ゲイツは自分の後継者バルマーを切るために、、失敗を見越してノキア買収を認めたのだろうといった近親者でなければ想像もつかない裏話も披露している。ちなみにスマホで負けたのはインテルのせいだと唱えている。なかなか奥の深い自伝だ・
今週の4本 習体制に激震 |
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【編集長のイチオシ】習主席/鴻海の米工場/インドでボンカレー/アスキーの西氏独白
公開日:
(IT/メディア)
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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