ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■天下の電通がいよいよやばい
電通と政府・官僚が癒着した理由とは? 博報堂出身の作家が解説(wezzy)
電通はネット広告に出遅れ、働き方改革で個性を失い、最後に残っていた「官需」を今回のスキャンダルで失おうとしている。オリンピックの中止となればさらに大打撃だ。
■観光、飲食、エンタメだけじゃない、自動車もメタメタだ
日本に生産ショック、主軸の自動車不振が深刻 年内3次補正も(ロイター)
日本経済の主軸である自動車産業が、深刻。自動車工業の5月の生産データは、前年同月比61.2%減で、2021年になってもショック前の生産レベルに戻るのは難しい。すそ野の広い自動車産業だけに日本経済の回復も、遅れる。
■NYタイムズのこのスクープは見逃せない
疑惑のロシア軍秘密機関「29155部隊」その正体とは。アフガニスタンで米兵殺害工作に暗躍(ビジネスインサイダー)
黒井文太郎さんがうまくまとめている。トランプは対中包囲網でロシアを味方にしたがっているが、それを邪魔するリークといえなくもない。
■変人教授がNHKを倒した、正義漢が変人にみえる日本
受信料裁判でNHK敗訴 秘密兵器「イラネッチケー」を開発した筑波大准教授に聞く(デイリー新潮) NHKが映らないテレビで受信料裁判に勝訴。技術は大学2年生程度のものだそう。どうしていままでそういうことをする人がでてこなかったのか。NHKに歯向かうのが「社会の敵」だったからか。総務省の敗訴とともに、司法の変化も感じる。
いよいよ電通はやばい、本業・広告がダメダメで |
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【編集長のイチオシ】電通/自動車産業/ロシア軍/NHK敗訴
電通本社=Johnson-Attribution
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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