ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■ここへきて「麻生太郎離れ」が地元・福岡で加速している…! 何が起こっているのか?(現代ビジネス)
菅政権も天領だった総務省の幹部への長男の接待問題で暗雲が漂っているが、党内最大のライバル副総理の福岡での基盤が揺らいでおり、菅首相にはプラス材料。竹下氏の知事巡る「失言」とともに党内の菅おろしに微妙な影響を与えそうだ。
■米共和党の戦略迷走、ペンシルベニア州が露呈した深い亀裂(ロイター)
トランプ派か反トランプ派かで深刻な亀裂が生じている共和党の現状を激戦州のペン州から伝える。トランプは刑事訴追され、政治的にはいずれ「失速」すると思われ、トランプ派を継ぐはずのクルーズ上院議員も寒波逃げだしスキャンダルで支持を失ったが、とにかくトランプ支持者の「熱烈ぶり」は衰えていない。テロでも起こりかねない雰囲気だ。
■新型コロナ対策でも露呈「霞が関DX」を阻むITゼネコン「ベンダーロックイン」(フォーサイト) 畏友・磯山氏の記事。日本の行政にデジタル化が進まないのは、業者(ITゼネコン)が独自仕様で設計するのでシステムが縦割り化してしまうこと、発注する省庁もITの専門家がいないので、丸投げ状態であることを解き明かしている。
■バイデン大統領、温暖化防止の切り札は「原発」(JBpress)
気候変動を最優先政策に掲げるバイデン政権。カーボンニュートラル(温暖化ガス排出ゼロ)は技術的なブレークスルーが必要。それがマイクロソフト創業者のゲーツ氏が提唱する小規模原発になるとの予測記事。本当かなとも思うが、ゲーツ氏の動きなど温暖化対策のおさらいにはよい記事だ
菅首相の宿敵・麻生副総理の地元揺らぐ 党内力学に影響 |
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【編集長のイチオシ】麻生氏/米共和党の亀裂/霞が関蝕むIT/バイデンとゲーツ
麻生副総理=Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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