ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■中国ハイテク企業とどうつきあうべきなのか
焦点:中国の巨人ゲノム企業、米の懸念よそにコロナで存在感(ロイター)
技術力の高いファーウェイが、中国共産党とはもともとは距離のあった企業であることがいまはかなりはっきりしてきている。TikTokの親会社バイトダンスもそうだ。とはいえ、どちらも中国企業であり、定款には共産党指示に従うと全中国企業(日系現地法人も)と同様に書いてある。制裁によって両社はより中国政府との距離が近づいてしまうのかもしれない。中国のゲノム企業BGIも技術力の高さはすごい。排除するだけのでいいのか。トランプ政権は中国の攻め方を間違えていないか。
■カマラ・ハリス女史とは
米民主党の副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(NHK)
党内では中道・現実派のカマラ・ハリス上院議員が副大統領候補に指名された。論戦に強いことでも有名で、候補者討論ではバイデン氏を追い詰めた。シリコンバレーとも相性がいいらしい。「副大統領候補にカマラ・ハリスを選んだバイデンは、強力なデジタル支援ネットワークを味方に付けた」(WIRED)
■着々と進む全固体電池
いよいよ21年初めに量産へ!村田製作所の全固体電池は何に使われる?
(ニュースイッチ)
全固体電池への期待はEVの走行距離が延びるから。大型電池の量産化の道筋を知りたい。「トヨタが本気で取り組む「全固体電池」とは何か(東洋経済2019年7月)」全固体電池を理解するには最適。
■なぜタンカーが岸の近くを
アングル:モーリシャスの生態系に重大な危機、重油流出の衝撃(ロイター)生態系への影響が限りなく大きいことを記事は伝える。賠償額はとんでもない額に。商船三井も責任を問われるのか。
中国の巨大ゲノム企業BGI、技術力で世界制覇か |
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【編集長のイチオシ】BGI/カマラハリス/全固体電池/モーリシャス
Reuters
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土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
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