エストニア情報機関、公式報告書で中国への強い警戒感 |
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【世界を読み解く】中国は反発 バルト3国の脅威認識の表れ
公開日:
(ワールド)
エストニア情報機関の報告書から
2月17日、エストニア対外情報局が年次報告書を公表したが、公式の発表文書としては中国に対してかなり厳しい警戒感と脅威認識を記述している。18日、在エストニア中国大使館は、この報告書を「フェイク・ニュース」をばらまくものだと強く非難した。
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井出 敬二(ニュースソクラ コラムニスト)
1957年生まれ。1980年東大経済学部卒、外務省入省。米国国防省語学学校、ハーバード大学ロシア研究センター、モスクワ大学文学部でロシア語、ロシア政治を学ぶ。ロシア国立外交アカデミー修士(国際関係論)。外務本省、モスクワ、北京の日本大使館、OECD代表部勤務。駐クロアチア大使、国際テロ協力・組織犯罪協力担当大使、北極担当大使、国際貿易・経済担当大使(日本政府代表)を歴任。2020年外務省退職。著書に『中国のマスコミとの付き合い方―現役外交官第一線からの報告』(日本僑報社)、『パブリック・ディプロマシー―「世論の時代」の外交戦略』(PHP研究所、共著)、『<中露国境>交渉史~国境紛争はいかに決着したのか?』(作品)、”Emerging Legal Orders inthe Arctic - The Role of Non-Arctic Actors”(Routledge、共著)など。編訳に『極東に生きたテュルク・タタール人―発見された満州のタタール語新聞』(出版に向け準備中)
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