ニュースソクラがキュレーション(ソクラでピックアップ)した記事のなかから、編集長の土屋がスタッフとともに改めて読んでおきたい記事をピックアップしました。週末に目を通していただき、未来を見通すヒントになればと願っております。(ニュースソクラ編集長、土屋直也)=見出しをクリックするとその記事に飛びます
■アント上場延期に見た中国政府の強烈な危機感(東洋経済)
中国政府がアリババなどIT大手を取り込もうとしていると記事は伝える。私には屈服させようとしているようにみえる。記事にはないがアリババの馬氏の側にはずっと習主席を支えてきた腹心の王副主席がついたとされており、政権内の亀裂も見える。
■イランの核科学者の暗殺の意味 トランプ氏は大統領在任中にどう動くのか(Globe+)
トランプ政権のうちにとイスラエルがイランの核科学者暗殺やサウジアラビア訪問などに動いている。政権移行期ゆえの動きだが、トランプ政権もソマリア撤兵や対中強攻策を次々と打ち出して、4年後の大統領選を意識している駆け込み政策を採り続けている。1月20日のバイデン政権発足までに何が起こってもおかしくない。
■NTTドコモ新料金プラン「ahamo」が抱える3つの不自然な点(現代ビジネス)
サブブランドとして開発していたものを値下げ要請に対応するためメーンブランドでの対応に切り替えたのでは、と指摘する。だが、これが楽天対策であるのも間違いないよう。「ahamoはドコモによる「楽天モバイル・格安SIM潰し」だ ── 家族ユーザーは様子見すべき理由」(ビジネスインサイダー)も参考に。
■宇宙で米国と争い、中国が「制宙権」確保へ(JBPRESS)
中国が宇宙を軍事的に制して、米軍をも無力化しようとしていると詳しく伝えている。確かに宇宙での中国の躍進は非常に早い。
アント上場延期にみえた、習主席対IT大手 |
あとで読む |
【編集長のイチオシ】アリババ/イラン暗殺/NTTドコモ/中国が宇宙を制す
公開日:
(ワールド)
![]() |
土屋 直也(ニュースソクラ編集長)
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設
|
![]() |
土屋 直也(ニュースソクラ編集長) の 最新の記事(全て見る)
|