ギリシャの債務不履行(デフォルト)がかかるユーロ圏首脳会議が迫ってきた。ギリシャは増税を軸とした新提案を21日に提出、22日(日本時間23日未明)の首脳会議ではこの提案を軸に話し合われる模様だ。
ギリシャ、増税軸の新提案検討へ ユーロ圏首脳会議目前(朝日新聞)
18日のユーロ財務省会合での協議が決裂した後、IMFのラガルド専務理事はギリシャが30日に返済しなかった場合、「7月1日にデフォルトになる」と明言した。怯えるギリシャ国民は銀行預金の引き出しを急いでいる。デフォルトの影響をめぐってはさまざまな報道がなされている。
ギリシャがデフォルトしたら、どうなるのか 投機筋のシナリオ通りに動くと、日本株は?(東洋経済オンライン)
ギリシャ中銀「銀行システムは安定」 (日経)
ギリシャ緊張状態続く、預金流出加速や銀行支援)拡大の動き(ロイター )
ギリシャ、支援協議合意なければ資本規制も (ロイター)
預金流出に対応して、欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャの銀行に対する緊急流動性支援(ELA)枠を再び引き上げた。
ECB、ギリシャ銀への流動性支援再び拡大 今週2度目=関係筋
一方、EUはこれまでも大きな危機を最終的には首脳会談で乗り越えてきた経緯がある。ギリシャの地政学的な重要性もあり、ドイツのメルケル首相を中心に、欧州的なしぶとい手法でギリシャをユーロ圏につなぎとめるのではないかという見通しも出ている。
メルケル首相がギリシャを手放さない大きな理由(JBPress)
ショイブレ独財務相、ギリシャに改革実行を再度要求(ロイター)
ギリシャ、ユーロ圏にとどまる見込み=米MスタンレーCEO(ロイター)
ギリシャの改革案、従来よりも中身ある ユーロ離脱は回避可能=欧州議員(ロイター)