米海軍横須賀基地配備のイージス駆逐艦「ラッセン」が27日午前、中国が南シナ海で建設を進める人工島の12カイリ(約22キロ)内を航行した。米国は今後も断続的に哨戒活動を続ける方針で、中国は強く反発、南沙諸島海域をめぐる米中の対立が緊迫化している。
一方で、両軍の突発的な衝突を避けるための努力も続いている。アジア太平洋地域を管轄するハリス太平洋軍司令官は来月2日から5日の日程で、中国を訪れ、中国軍の幹部たちと対話する予定だ。
南シナ海の警戒活動より頻繁に、挑発ではない=米局者 (ロイター)
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南シナ海緊迫【特集】(ウォール・ストリート・ジャーナル)
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