イタリアが混迷を深めている。「五つ星運動」と極右「同盟」が連立政権の樹立に失敗。マッタレッラ大統領は、カルロ・コッタレッリ元IMF高官を暫定首相に指名し、19年予算通過と再選挙の計画を進めるが、事実上のユーロ圏離脱の是非を問う国民投票になりうることから、イタリアの資産は総じて売られ、短期金利は高騰している。ジョージ・ソロス氏も新たな金融危機を警告した。
ソロス氏警告、世界は新たな金融危機に近づいている-EU存続脅かす(ブルムバーグ)
ユーロ、11カ月ぶり安値(共同通信)
イタリア中銀総裁、信任失墜の「瀬戸際」を警告 政局混迷で(ロイター)
イタリア、7月29日にも再選挙の公算 コッタレッリ氏の組閣難航(Newsweek)
イタリア財務相にタベリーニ教授か、マクロ・金融政策専門家-関係者(ブルムバーグ)
イタリア政府債務、引き続き管理可能=DBRS(ロイター)
イタリア政局混乱でECBが直面した大誤算(東洋経済)