ドイツで大みそかの年越しの際、女性が囲まれて強盗に合うなどの被害が続出、犯人の多くが難民だった。このため、一気に反難民ムードが広がっており、野党は難民受け入れに熱心だったメルケル独首相への批判を強めている。メルケル首相は執行猶予がついても有罪判決を受けた難民の国外退去など厳しい措置の導入を表明している。
批判は、また、集団暴行事件への対応が遅れた警察へも向かっている。特に、ケルンのボルフガング・アルベルス警察長官は、、容疑者の経歴などの情報を伏せていた、として、8日、職務停止処分を受けた。
パリで警察署を襲撃しようとした犯人がドイツの収容施設にいた難民で、ドイツ当局は施設を捜索した。
大みそかの独ケルン駅集団暴行・窃盗、被害は500件以上に (BBC)
ドイツ政党勢力図に変化の可能性、カギ握る難民問題 (ロイター)
大みそかの集団性犯罪に抗議、デモ隊と警察が衝突 独ケルン (CNN)
独ケルン、新年の暴行事件379件 容疑者の大半が移民・難民 (AFP)
ドイツの集団性的暴行、極右の抗議デモが暴徒化 難民規制は強化へ(画像)(ハフィントンポスト)
パリ警察襲撃犯、難民申請か=収容施設を捜索(時事)
ドイツ 難民の犯罪 罰則強化の方針 (NHK)
大みそか 欧州各地で女性襲撃 容疑者に難民申請者22人 (東京新聞)